カレーハウス香琳でランチした後はとりあえず清水駅に向かいます。
昔はめっちゃ賑わっていた駅前銀座。
映画、ビーバップハイスクールのロケ地にもなりました。
でも今は閑散としています。
高校生の時はめっちゃ楽しい駅前銀座だったから少し寂しいかな。
駅前銀座を抜けてエスパルスドリームプラザへ。
この時はあとでお土産買おうと寄るつもりでした。
自分が高校生の時は臨港線は現役でした。
清水駅を朝出発して、帰りは夕方の清水駅に戻るのみ。
そう、一般客用の便は一日一往復だったんですね。
基本は三保の造船工場とかの貨物列車がメインでした。
自分も含め、多くの生徒はスクールバスで通っていました。
でも彼女(彼氏)が出来るとスクールバスではなくて、臨港線の三保駅まで一緒に歩いて電車で清水駅にってのが隠れステイタスだった気がします笑
でも貨物輸送の衰退でかなり昔に廃線となりました。
そしてその後に出来たのが、歩行者や自転車専用のレーンです。
清水は自転車乗りにめっちゃ優しい。
車でも通れる幅を確保してますからね。
旧三保駅。
メインか貨物輸送だから仕方ないか。
出来たら客車を飾って欲しい。
ってかあるわけないよな。
三保半島、当然ながら羽衣の松に寄ります。
神の道を歩いてみました。
わりと距離が長くて、チャリを押して歩くのは辛くて半分くらいで離脱しました笑
羽衣の松。
なんかね、駐車場もそう、お店の感じもそう、世界遺産の絡みなのか、規制も多くなって過去の魅力はなくなったな。
そしてここからの不思議な人助け3連チャン。
まずは白灯台に行く途中、車も入れない、人もあまり来ないであろうところで年配のおじさんに声を掛けられました。
「引っ張って」と。
見たら茂みに座り込んでるおじさんが木のような物を掴んでいる状態でした。
その木を引っ張れと?
違いました。
右足がズボッと地面にはまり込み、近くの木を使っても脱出出来ない状態だったようです。
おじさんは短パンだったので、埋まってるところは素足です。
なので強引に引っ張るのはヤバイかなと思って、彼の足が自分で自由になるくらいに右手を引っ張った状態をキープしました。
そしてなんとか無事抜け出す事が出来ました。
ってか、いつから埋まってたん?
自分が通り掛からなかったらどうなってたん?
ホッとしました。
そして白灯台。
特に感動もない笑
三保の乗船場へと向かいます。
実はこの水上バス、去年偶然知って、下見に来た事があるんです。
でもとても遊覧船や水上バスが発着するような雰囲気ではなく躊躇してスルーしました。
「係員はいなくて無人ですが、必ず船は到着しますから安心してお待ち下さい」とのこと笑
入口はこんな感じ。
ここで写真を撮っていたら、奥から小学生低学年の子たちがワラワラ出てきました。
しばらく待っていたらその後にカヌーを乗せた台車を運んでいる引率者らしい大人が通りがかり、なんとまさかの事態に。
自分の前でカヌーを乗せた台車が倒れかかってきたのです。
その人は「誰か助けてー」と。
後からもカヌーを運んでくる人達が見えたからその人達に叫んだのだと思います。
慌てて自分が台車を抑え、倒れるのを防いでいたら、
「大丈夫です、いいです、いいです。」と。
いやいやいや、抑えないと自分がカヌーの下敷きになるし笑
ダイレクトにカヌーを2段、3段と積み重ねてたため、滑りやすかったのも要因だったと思います。
とりあえずカヌーを台車から降ろして積み込み直すことにしたようです。
積み直しが終わったらお礼を言われたけど、お互い怪我がなくて良かったです。
気をとりなおして桟橋へ。
えっ?って雰囲気ですよね。
一応桟橋はあります。
その時、時間は15時3分。
次の便は15時43分だから40分あります。
でもランチ以外ほとんど休憩してなかったからいい機会だったのかもしれません。
自販機でスポーツドリンクを買って飲んでいたらスーツを着た男の人に声を掛けられました。
「遊覧船の乗り場ってここでいいんですか?」
「はい、自分も初めてなんで不安だったから電話で確認したのでここで大丈夫です。」
「よかった、どう見ても違う感じがしたから他を探しに行こうと思ってたとこなんです。助かりました。ありがとうございます。」
だよねー、絶対不安になるもん。
しかも一人なら尚更、
一応これも人助け?
三保での人助け3連チャンとなりました。
遠くに水上バスらしき船が見えてきたので桟橋の先端に移動しました。
乗船料金は片道400円で、チャリはなんと無料です。
風が気持ちいいのでデッキで過ごしましたが船内にはちゃんとした座席もあります。
江尻の発着場までの乗船時間は約15分。
水上バスのメリットは、まずは良い気分転換になります。
なかなか船に乗る機会ってないですからね。
あとは三保から清水駅までの約9kmをショートカットできることです。
9kmのチャリで使う体力を温存できて、なおかつ休憩も出来るのでメリットしかないですね。
そして江尻に着きました。
もう16時です。
ちなみに乗船客は先ほどの人と自分の2だけでした。
しっかりお互い挨拶を済ませ別々の道へ。
大好きな清見寺や旧東海道に寄る気にもなりませんでした。
ただただひたすら帰るのみ。
下船した場所からシエラが駐車してある富士川緑地公園まで約20km。
由比くらいまでは順調に進んでたけど、蒲原あたりからお尻が痛いこと痛いこと。
久しぶりのチャリのロングラン。
🎶 夏ーは股間が痒くなるー、痒くなるー
🎶 ってCMがあるけど、
🎶 チャリーは股間が痛くなるー、痛くなるー 🎶 と替え歌を何度歌ったことか笑
ほぼノンストップ、休憩無しで富士川緑地公園へとたどり着きました。
3.5kmほど手前で撮った写メ。
だから大体65kmくらいのチャリ旅となりました。
そういえばチャリから降りるとき、少しフラつきました。
思ってる以上に体にキテルかなと思い、久しぶりに湯らぎの里へと直行しました。
残り1枚のチケットを使用しました。
ジェットバスで脚回りを中心にマッサージした後は露天風呂でのんびり過ごしました。
お風呂から上がって着替えていたら一気に疲れがドカンと溢れ出ました。
これは良かったんですよね。
疲れを溜め込まないで出したって事だから。
湯らぎに寄らなかったら翌日大変なことになってたのかも。
湯らぎで白牛乳を飲んだけど、喉の渇きは治らなかったので、コンビニで1.5ℓの緑茶を買って帰りました。
しばらくはチャリ旅、お腹いっぱい笑